“魂(みたま)” の例文
私(わたくし)も時々(ときどき)こちらの世界(せかい)で、現世生活中(げんせせいかつちゅう)に大(たい)へん名高(なだか)かった方々(かたがた)にお逢(あ)いすることがございますが、そうきれいに魂(みたま)が磨(みが)かれた方(かた)ばかりも見当(みあた)りませぬ。
実(じつ)をいうと私(わたくし)などは、可(か)なり執着(しゅうじゃく)も強(つよ)く、しかも自分(じぶん)では成(な)るべく呑気(のんき)に構(かま)えていたい方(ほう)なのですが、魂(みたま)の因縁(いんねん)と申(もう)しましょうか、上(うえ)の神様(かみさま)からのお指図(さしず)で
魂(みたま)の関係(かんけい)とやらで、良人(おっと)は良人(おっと)、妻(つま)は妻(つま)と、チャーンと区別(くべつ)がついているのです。もっとも私達(わたくしたち)の境涯(きょうがい)でも逢(あ)おうと思(おも)えばいつでも逢(あ)われ、対話(はなし)をしようと思(おも)えばいつでも対話(はなし)はできますが……。