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還
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また
ふりがな文庫
“
還
(
また
)” の例文
汝かの犢を
舐
(
ねぶ
)
って毒を取り去るか、それがいやならこの火に投身せよと言うと蛇答えて、彼この毒を吐いた上は
還
(
また
)
これを収めず
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
韓舎人子蒼、取りて一聯と
作
(
な
)
して云ふ、推
レ
愁不
レ
去
還
(
また
)
相覓、与
レ
老無
レ
期稍
見
(
ル
)
レ
侵
サ
と。古句に比して蓋し益〻
工
(
たくみ
)
なり。(老学庵筆記、巻八)
放翁鑑賞:07 その七 ――放翁詩話三十章――
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
夫
尺蠖
(
せきくわく
)
は伸びて而も
還
(
また
)
屈
(
かゞ
)
み、車輪は仰いで而も亦
低
(
た
)
る、射る弓の力窮まり尽くれば、飛ぶ矢の勢変り
易
(
かは
)
りて、空向ける鏃も地に立つに至らんとす、此故に欲界の六天
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
「一鉢千家の
飯
(
いひ
)
、孤身幾度の秋、
空
(
くう
)
ならず又
色
(
しき
)
ならず、無楽
還
(
また
)
無憂、日は暖かなり堤頭の草、風は涼し橋下の流、人
若
(
も
)
しこの六を問はば、明月水中に浮ぶ」と吟じ
了
(
おわ
)
ってから
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
醒睡両非還両是
醒睡
(
せいすい
)
両
(
ふた
)
つながら非
還
(
また
)
両つながら
是
(
ぜ
)
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
▼ もっと見る
還
(
また
)
かえってくる情愛
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
森春濤が
挽詩
(
ばんし
)
二首の一に「百年天未喪斯文。強自慰君還哭君。二子有才如軾轍。一時刮目待機雲。若将鉛槧纘先緒。応為彝倫遺大勲。惆悵吟魂招不返。幽蘭隔岸水沄沄。」〔百年天未ダ斯ノ文ヲ
喪
(
ほろぼ
)
サズ/強ヒテ自ラ君ヲ慰メ
還
(
また
)
君ヲ哭ス/二子才有ルコト軾轍ノ如シ/一時刮目シテ機雲ヲ待ツ/
若
(
も
)
シ鉛槧ヲ
将
(
もっ
)
テ先緒ヲ
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
此器 堅く
還
(
また
)
実なり、
公
(
こう
)
に
寄
(
よ
)
す
応
(
まさ
)
に知る可きなるべし。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
再拝して
還
(
また
)
一
哭
(
こく
)
す。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
還
常用漢字
中学
部首:⾡
16画
“還”を含む語句
往還
還幸
立還
生還
還元
奪還
還俗
還御
還暦
召還
以還
還城楽
還着於本人
取還
抱還
還魂
還来
帰還
御還幸
還俗僧
...