“還御”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんぎょ83.3%
くわんぎよ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それには小倉表こくらおもて碇泊ていはくする幕府の軍艦をもって江戸へ還御かんぎょのことに決するがいい、当節天下の人心は薄い氷を踏むようなおりからである
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
行在あんざいに止まらんとすれば「還御かんぎょ」と言い、起居眠食、みな百姓の思いのままにて、金衣玉食を廃して麦飯を進むるなどのことに至らば如何。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
細太刀の輕さに風雅の銘を打ちたる六波羅武士の腸をば一指の舞にとろかしたる彼の少女の、滿座の秋波しうはに送られて退まかり出でしを此夜の宴のはてとして、人々思ひ思ひに退出し、中宮もやがて還御くわんぎよあり。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
それから還御くわんぎよになる時、ステパンに言はれた。