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還御
ふりがな文庫
“還御”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんぎょ
83.3%
くわんぎよ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんぎょ
(逆引き)
それには
小倉表
(
こくらおもて
)
に
碇泊
(
ていはく
)
する幕府の軍艦をもって江戸へ
還御
(
かんぎょ
)
のことに決するがいい、当節天下の人心は薄い氷を踏むようなおりからである
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
行在
(
あんざい
)
に止まらんとすれば「
還御
(
かんぎょ
)
」と言い、起居眠食、みな百姓の思いのままにて、金衣玉食を廃して麦飯を進むるなどのことに至らば如何。
学問のすすめ
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
還御(かんぎょ)の例文をもっと
(10作品)
見る
くわんぎよ
(逆引き)
細太刀の輕さに風雅の銘を打ちたる六波羅武士の腸をば一指の舞に
溶
(
とろか
)
したる彼の少女の、滿座の
秋波
(
しうは
)
に送られて
退
(
まか
)
り出でしを此夜の宴の
終
(
はて
)
として、人々思ひ思ひに退出し、中宮もやがて
還御
(
くわんぎよ
)
あり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
それから
還御
(
くわんぎよ
)
になる時、ステパンに言はれた。
パアテル・セルギウス
(新字旧仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
還御(くわんぎよ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“還御”の解説
還御(かんぎょ)とは、天皇・上皇などの貴人が外出先から居所に帰還することを言う。
本来は天皇・上皇に限定された意味で用いられていたが、後には三后・摂関・将軍などの貴人にも拡大されて広く用いられるようになった。これに対して天皇の還御は特に還幸(かんこう)と呼ばれるようになった。
(出典:Wikipedia)
還
常用漢字
中学
部首:⾡
16画
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
“還”で始まる語句
還
還俗
還幸
還暦
還元
還城楽
還相
還魂
還来
還俗僧
検索の候補
御還御
御還幸
御帰還
“還御”のふりがなが多い著者
レオ・トルストイ
高山樗牛
島崎藤村
鈴木三重吉
林不忘
福沢諭吉
吉川英治
高村光雲
国枝史郎