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遠
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どお
ふりがな文庫
“
遠
(
どお
)” の例文
子供
(
こども
)
は、これを
聞
(
き
)
くと、がっかりしました。それから、どんなに、
春
(
はる
)
のくるのを
待
(
ま
)
ち
遠
(
どお
)
しく
思
(
おも
)
ったことでしょう。
魚と白鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
何だか
待
(
ま
)
ち
遠
(
どお
)
でならないので私はこう云った。
The Affair of Two Watches
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「ああ、そうだろう。
俺
(
おれ
)
は、
休
(
やす
)
まずにやってきたのだが、それでもどんなにおまえに、
待
(
ま
)
ち
遠
(
どお
)
しかったかしれない。」と、
太陽
(
たいよう
)
は、やさしく、
草
(
くさ
)
をなぐさめました。
小さな草と太陽
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「おさよ、
今日
(
きょう
)
は、
帰
(
かえ
)
りになにか
買
(
か
)
ってきてやるぞ。」と、
出
(
で
)
てゆくとき、おじいさんにこういわれると、おじいさんの
帰
(
かえ
)
りが、
待
(
ま
)
ち
遠
(
どお
)
しくてたまらなかったのでした。
少女がこなかったら
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのうちに、
雪
(
ゆき
)
が
降
(
ふ
)
って、あたりを
真
(
ま
)
っ
白
(
しろ
)
にうずめてしまいました。
娘
(
むすめ
)
は
家
(
うち
)
の
内
(
なか
)
で
親
(
おや
)
の
手助
(
てだす
)
けをして、
早
(
はや
)
く
春
(
はる
)
のくるのを
待
(
ま
)
ったのであります。それは、どんなに
待
(
ま
)
ち
遠
(
どお
)
しいことでありましたでしょう。
ふるさとの林の歌
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
すると、なんとなく、その
日
(
ひ
)
が
待
(
ま
)
ち
遠
(
どお
)
しかったのでありました。
善いことをした喜び
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
“遠”を含む語句
遠方
永遠
遠雷
遠近
迂遠
遠江
無遠慮
遠眼鏡
遠国
望遠鏡
遠灯
遠々
遠離
遠望
遠慮
遠退
遠山
待遠
遠路
遠吠
...