“論議(ろんぎ)” の例文
これと同時(どうじ)にその論議(ろんぎ)を具體化(ぐたいくわ)した建築物(けんちくぶつ)の實現(じつげん)が更(さら)に望(のぞ)ましいことである。假令(たとひ)その成績(せいせき)に多少(たせう)の缺點(けつてん)が認(みと)められても夫(それ)は問題(もんだい)でない。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
一時(じ)、これは麻雀界(マージヤンかい)の論議(ろんぎ)の的(まと)になつたことだが、麻雀(マージヤン)が技(ぎ)の遊(あそ)びといふより以上(いじやう)に運(うん)の遊(あそ)びであることは爭(あらそ)へない。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
先夜の若僧の名をさして『論議(ろんぎ)では埓(らち)があきません。先の夜、御僧が望んでいたお約束事を、ここで果たそうではありませんか。さあお進み下さい』と、禅床(ぜんしょう)の真ん中へ出て衣を解きかけた。
美しい日本の歴史 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
世(よ)の建築家(けんちくか)は勿論(もちろん)、一般(ぱん)人士(じんし)が絶(た)へず建築界(けんちくかい)に問題(もんだい)を提出(ていしゆつ)して論議(ろんぎ)を鬪(たゝか)はすことは極(きわ)めて必要(ひつえう)なことである。假令(たとひ)その論議(ろんぎ)が多少(たせう)常軌(じやうき)を逸(いつ)しても夫(それ)は問題(もんだい)でない。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
建築(けんちく)の本義(ほんぎ)、夫(それ)は永久(えいきう)の懸案(けんあん)である。我輩(わがはい)は今(いま)俄(にわ)かに之(これ)が解決(かいけつ)を望(のぞ)まない、ただいつまでも研究(けんきう)をつゞけて行(ゆ)き度(た)い、世(よ)に建築(けんちく)てふ物(もの)の存在(そんざい)する限(かぎ)り、いつまでも論議(ろんぎ)をつゞけて行(ゆ)き度(た)い。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)