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禅床
ふりがな文庫
“禅床”の読み方と例文
読み方
割合
ぜんしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜんしょう
(逆引き)
しおしおと、智深は
禅床
(
ぜんしょう
)
へ引き退がった。もう人の耳こすりや潮笑にも、めったには怒らないぞと、顔に
錠前
(
じょうまえ
)
をかけたような無口に変った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
高氏の声に、彼はさっきから、一年も通った南芳庵の冷ややかな
禅床
(
ぜんしょう
)
と師の疎石とを、思うともなく瞼に描いていたのである。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
先夜の若僧の名をさして『
論議
(
ろんぎ
)
では
埓
(
らち
)
があきません。先の夜、御僧が望んでいたお約束事を、ここで果たそうではありませんか。さあお進み下さい』と、
禅床
(
ぜんしょう
)
の真ん中へ出て衣を解きかけた。
美しい日本の歴史
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
禅床(ぜんしょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
禅
常用漢字
中学
部首:⽰
13画
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
“禅”で始まる語句
禅
禅定
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禅刹
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