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常軌
ふりがな文庫
“常軌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じょうき
81.8%
じやうき
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょうき
(逆引き)
「読めておる。——しかし大丈夫かの、頼みの相手方は、
常軌
(
じょうき
)
を逸した野武士の徒だぞ。
下手
(
へた
)
に組んで手を
咬
(
か
)
まれるようなことはないか」
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひとり三年は単純であるかわりに元気が
溌剌
(
はつらつ
)
として
常軌
(
じょうき
)
を
逸
(
いっ
)
する、しかも有名な木俣ライオンが牛耳をとっている
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
常軌(じょうき)の例文をもっと
(9作品)
見る
じやうき
(逆引き)
世
(
よ
)
の
建築家
(
けんちくか
)
は
勿論
(
もちろん
)
、一
般
(
ぱん
)
人士
(
じんし
)
が
絶
(
た
)
へず
建築界
(
けんちくかい
)
に
問題
(
もんだい
)
を
提出
(
ていしゆつ
)
して
論議
(
ろんぎ
)
を
鬪
(
たゝか
)
はすことは
極
(
きわ
)
めて
必要
(
ひつえう
)
なことである。
假令
(
たとひ
)
その
論議
(
ろんぎ
)
が
多少
(
たせう
)
常軌
(
じやうき
)
を
逸
(
いつ
)
しても
夫
(
それ
)
は
問題
(
もんだい
)
でない。
建築の本義
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
一度銀簪の
誘惑
(
いうわく
)
に負けて血を見ると、一度
常軌
(
じやうき
)
を逸したお才の頭は果てしもなく狂つて、自分より若くて美しい女さへ見れば、銀の簪で眼を突きたいといふ、恐ろしい誘惑に惱まされ始めたのです。
銭形平次捕物控:004 呪ひの銀簪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
常軌(じやうき)の例文をもっと
(2作品)
見る
“常軌”の意味
《名詞》
常 軌(じょうき)
普通のやり方。
(出典:Wiktionary)
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
軌
常用漢字
中学
部首:⾞
9画
“常”で始まる語句
常
常陸
常磐木
常世
常磐津
常夏
常套
常磐
常談
常闇
“常軌”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
伊東忠太
江戸川乱歩
中里介山
谷崎潤一郎
夏目漱石
吉川英治
太宰治
野村胡堂