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話題
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はなし
ふりがな文庫
“
話題
(
はなし
)” の例文
私は初めての事でもあり、且つは、
話題
(
はなし
)
を絶やさぬ志田君と隣つて居る故か、
自
(
おのづ
)
と人の目について、返せども、/\、盃が集つて来る。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
愛
(
あい
)
ちやんは
念
(
ねん
)
を
押
(
お
)
すやうに
云
(
い
)
はれたのを
面白
(
おもしろ
)
からず
思
(
おも
)
つて、
何
(
なに
)
か
他
(
ほか
)
の
話題
(
はなし
)
を
始
(
はじ
)
めやうとして、
彼
(
あ
)
れか
此
(
こ
)
れかと
考
(
かんが
)
へて
居
(
ゐ
)
ました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
お藤はすぐ、おのが恋仇敵ともいうべき左膳の思い
女
(
もの
)
弥生のことを、われから
話題
(
はなし
)
に持ち出したのだった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
それから、ホテリングとロスリッジと二人の間に、同じ大工として仕事の
話題
(
はなし
)
が持出された。教会の事務や、銘めいの役目のことなどもふたりの口に上った。何気ない会話だ。
双面獣
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
話題
(
はなし
)
はそれで
逸
(
そ
)
れた。程なくしてお利代が出てゆくと、智恵子はやをら立つて袴を脱いで、丁寧にそれを畳んでゐたが、何時か其の手が鈍つた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
▼ もっと見る
『
然
(
さ
)
うするには
話題
(
はなし
)
を
變
(
か
)
へるサ』と
欠
(
あくび
)
をしながら三
月兎
(
ぐわつうさぎ
)
が
云
(
い
)
つて、『もう、
此麽
(
こんな
)
事
(
こと
)
には
厭
(
あ
)
きて
來
(
き
)
た。
其
(
そ
)
の
若夫人
(
わかふじん
)
に
何
(
なに
)
か
一
(
ひと
)
つ
話
(
はな
)
して
貰
(
もら
)
はうぢやないか』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
『そんなら一
日
(
にち
)
に
何時間
(
なんじかん
)
お
前
(
まへ
)
は
稽古
(
けいこ
)
をしたの?』と
愛
(
あい
)
ちやんは
話題
(
はなし
)
を
變
(
か
)
へやうとして
急
(
いそ
)
いで
云
(
い
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
話題
(
はなし
)
は変つて了つた。
足跡
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“話題”の解説
言語学における話題(わだい:Topic)は、主題(しゅだい、de: Thema、en: theme)、題目(だいもく)などともいい、文によって陳述される中心的対象をいう。文中に明示された場合には話題語(主題語)ともいう。日本語では話題が前の文と同じである場合には省略することが多い(主題役割というときの「主題」とは直接関係はない)。
話題化
(出典:Wikipedia)
話
常用漢字
小2
部首:⾔
13画
題
常用漢字
小3
部首:⾴
18画
“話”で始まる語句
話
話頭
話柄
話声
話合
話好
話敵
話振
話説
話者