“裏庭(にわ)” の例文
百姓家(ひゃくしょうや)の裏庭(にわ)で、家鴨(あひる)の巣(す)の中(なか)に生(うま)れようとも、それが白鳥(はくちょう)の卵(たまご)から孵(かえ)る以上(いじょう)、鳥(とり)の生(うま)れつきには何(なん)のかかわりもないのでした。
さて一同(いちどう)で裏庭(にわ)に着(つ)いてみますと、そこでは今(いま)、大騒(おおさわ)ぎの真(ま)っ最中(さいちゅう)です。二(ふた)つの家族(かぞく)で、一(ひと)つの鰻(うなぎ)の頭(あたま)を奪(うば)いあっているのです。そして結局(けっきょく)、それは猫(ねこ)にさらわれてしまいました。
グワッ、グワッ、さあみんな私(わたし)に従(つ)いてお出(い)で。これから偉(えら)い方々(かたがた)のお仲間(なかま)入(い)りをさせなくちゃ。だからお百姓(ひゃくしょう)さんの裏庭(にわ)の方々(かたがた)に紹介(しょうかい)するからね。でもよく気(き)をつけて私(わたし)の傍(そば)を離(はな)れちゃいけないよ。