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筋
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きん
ふりがな文庫
“
筋
(
きん
)” の例文
筋
(
きん
)
でも骨でも、神經でも
靭帶
(
じんたい
)
でも、巧に、てばしこく摘出しまた指示して、そして適宜に必要な説明を加へる。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
「どう、どう、どう」と証書を取らんとする風早が手は、
筋
(
きん
)
の
活動
(
はたらき
)
を失へるやうにて
幾度
(
いくたび
)
も
捉
(
とら
)
へ得ざるなりき。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
その
芋茎
(
ずいき
)
のような
筋
(
きん
)
の束をピンセットで鋏んで示しているのはトゥルプ教授で、彼は当時オランダで一流の解剖学者であり、またレンブラントの保護者でもあった。
レンブラントの国
(新字新仮名)
/
野上豊一郎
(著)
然
(
しか
)
しすぐあとから、まあ
急
(
いそ
)
ぐにも
及
(
およ
)
ぶまい
位
(
ぐらゐ
)
に、
自分
(
じぶん
)
と
打
(
う
)
ち
消
(
け
)
して
仕舞
(
しま
)
ふのが
常
(
つね
)
であつた。さうして、
胸
(
むね
)
の
筋
(
きん
)
が
一本
(
いつぽん
)
鉤
(
かぎ
)
に
引
(
ひ
)
つ
掛
(
かゝ
)
つた
樣
(
やう
)
な
心
(
こゝろ
)
を
抱
(
いだ
)
いて、
日
(
ひ
)
を
暮
(
く
)
らしてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ようやく浮き上った
筋
(
きん
)
の力を利用して、高い方へ引くだけの精気に乏しいので、途中から断念して、再び元の位置にわが腕を落そうとすると、それがまた安くは落ちなかった。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
そうして、胸の
筋
(
きん
)
が一本
鉤
(
かぎ
)
に引っ掛ったような心を
抱
(
いだ
)
いて、日を暮らしていた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“筋”の意味
《名詞》
(すじ) 匿名条件で情報を明かす内部の関係者。
(出典:Wiktionary)
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“筋”を含む語句
筋違
筋向
筋書
頸筋
筋斗
千筋
道筋
翻筋斗
筋合
筋違橋
一筋
筋骨
首筋
二筋
其筋
筋肉
青筋
三筋町
主筋
飜筋斗
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