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突入
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つきい
ふりがな文庫
“
突入
(
つきい
)” の例文
永禪和尚は毒喰わば皿まで
舐
(
ねぶ
)
れと、死骸をごろ/\転がして、本堂の床下へ薪割で
突込
(
つきこ
)
みますのは、今に奉公人が帰って来てはならぬと急いで床下へ深く
突入
(
つきい
)
れました。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
挙ぐれば
中洲
(
なかず
)
と
箱崎町
(
はこざきちょう
)
の
出端
(
でばな
)
との間に深く
突入
(
つきい
)
っている堀割はこれを箱崎町の
永久橋
(
えいきゅうばし
)
または
菖蒲河岸
(
しょうぶがし
)
の
女橋
(
おんなばし
)
から眺めやるに水はあたかも入江の如く無数の荷船は部落の観を
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
少
(
すこ
)
しの
手違
(
てちが
)
ひに
突入
(
つきい
)
つて
喰
(
く
)
つて
掛
(
かゝ
)
り、
山上
(
さんじやう
)
で
大激論
(
だいげきろん
)
が
始
(
はじ
)
まり、
警務長
(
けいむちやう
)
や
郡長
(
ぐんちやう
)
や
代議士
(
だいぎし
)
などが
仲
(
なか
)
に
入
(
い
)
つて、
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も
歪
(
ゆがみ
)
なりの
圓滿
(
ゑんまん
)
?に
局
(
きよく
)
を
結
(
むす
)
び、一
時
(
じ
)
中止
(
ちうし
)
して
居
(
ゐ
)
た
發掘
(
はつくつ
)
を
續
(
つゞ
)
ける
事
(
こと
)
となつたが
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
勇「アッ……アヽおのれ丈助、能くも己を欺いて
斯
(
かゝ
)
る処へ
突入
(
つきい
)
れたな」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
挙ぐれば
中州
(
なかず
)
と
箱崎町
(
はこざきちやう
)
の
出端
(
でばな
)
との
間
(
あひだ
)
に深く
突入
(
つきい
)
つてゐる堀割は此れを箱崎町の
永久橋
(
えいきうばし
)
または
菖蒲河岸
(
しやうぶがし
)
の
女橋
(
をんなばし
)
から眺めやるに水は
恰
(
あたか
)
も入江の如く無数の荷船は部落の観をなし薄暮風
収
(
をさ
)
まる時
競
(
きそ
)
つて
炊烟
(
すゐえん
)
を
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“突入”の意味
《名詞》
突入(とつにゅう)
いきなり押し入ること。いきおいよく入ること。危険のある中へ注意や覚悟をもって進むこと。
重大な局面に入ること。
《動詞》
いきなり押し入る。いきおいよく入る。危険のある中へ注意や覚悟をもって進む。
重大な局面に入る。(大袈裟に)時期に入る。
(出典:Wiktionary)
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“突”で始まる語句
突
突然
突立
突込
突飛
突出
突如
突兀
突伏
突張