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眠
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ねふ
ふりがな文庫
“
眠
(
ねふ
)” の例文
嗟乎
(
あゝ
)
惜
(
をしむ
)
べし、かゝる
美人
(
びじん
)
も
是
(
この
)
辺鄙
(
へんひ
)
に
生
(
うま
)
れ、
昏庸頑夫
(
こんようぐわんふ
)
の妻となり、
巧妻
(
こうさい
)
常
(
つね
)
に
拙夫
(
せつふ
)
に
伴
(
ともなは
)
れて
眠
(
ねふ
)
り、
荊棘
(
けいきよく
)
と
倶
(
とも
)
に
腐
(
くさ
)
らん事
憐
(
あはれむ
)
に
堪
(
たえ
)
たり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
するゆゑ宵には
少
(
すこ
)
しも
眠
(
ねふ
)
られず又夜中にも此騷ぎヤレ/\
飛
(
とん
)
だ目に
逢
(
あひ
)
しと云ながら皆々客人は我が
寢所
(
ねどころ
)
へぞ入にける因て家内の者は
大勢
(
おほぜい
)
にて盜人を庭へ引出し
嬲
(
なぶ
)
りものにして
遣
(
やら
)
んと騷ぎ立を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
嗟乎
(
あゝ
)
惜
(
をしむ
)
べし、かゝる
美人
(
びじん
)
も
是
(
この
)
辺鄙
(
へんひ
)
に
生
(
うま
)
れ、
昏庸頑夫
(
こんようぐわんふ
)
の妻となり、
巧妻
(
こうさい
)
常
(
つね
)
に
拙夫
(
せつふ
)
に
伴
(
ともなは
)
れて
眠
(
ねふ
)
り、
荊棘
(
けいきよく
)
と
倶
(
とも
)
に
腐
(
くさ
)
らん事
憐
(
あはれむ
)
に
堪
(
たえ
)
たり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
およそ
陸鳥
(
りくてう
)
は夜中
盲
(
めくら
)
となり、
水鳥
(
すゐてう
)
は夜中
眼
(
め
)
明
(
あきらか
)
也。ことに
雁
(
がん
)
は夜中物を見る事はなはだ明也。他国はしらず我国の雁はおほくは
昼
(
ひる
)
は
眠
(
ねふ
)
り、夜は
飛行
(
とびあり
)
く。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
寺法なりとて近く
観
(
み
)
る事をゆるさず、
閉眼
(
めをとぢ
)
皺
(
しわ
)
ありて
眠
(
ねふ
)
りたるが如し。
頭巾
(
づきん
)
法衣
(
ころも
)
はむかしのまゝにはあらざるなるべし。是、他国には聞ざる越後の一
奇跡
(
きせき
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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寺法なりとて近く
観
(
み
)
る事をゆるさず、
閉眼
(
めをとぢ
)
皺
(
しわ
)
ありて
眠
(
ねふ
)
りたるが如し。
頭巾
(
づきん
)
法衣
(
ころも
)
はむかしのまゝにはあらざるなるべし。是、他国には聞ざる越後の一
奇跡
(
きせき
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
眠
常用漢字
中学
部首:⽬
10画
“眠”を含む語句
睡眠
居眠
催眠術
眠付
眠気
睡眠剤
眠氣
坐眠
催眠
催眠剤
眠込
眠足
春眠
不眠不休
間眠
仮眠
眠不足
眠入
惰眠
嗜眠
...