“眠足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねた50.0%
ねむりた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少し眠足ねたりないが、無理に起きて下坐舗へ降りてみれば、只お鍋が睡むそうな顔をしてかまの下を焚付たきつけているばかり。誰も起きていない。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
小野田は火鉢の傍へ来て、たばこをふかしはじめながら、まだ眠足ねむりたりないようなあかい目をお島の方へ向けた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)