“眠蔵”の読み方と例文
読み方割合
めんざう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一〇〇眠蔵めんざうより一〇一痩槁やせがれたる僧の一〇二よわ々とあゆみ出で、からびたる声して、御僧は何地いづちへ通るとてここに来るや。
一一一る看る日は入り果てて、一一二宵闇よひやみの夜のいとくらきに、一一三げざればまのあたりさへわかぬに、只たに水の音ぞちかく聞ゆ。あるじの僧も又眠蔵めんざうに入りて音なし。