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真先
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まっさ
ふりがな文庫
“
真先
(
まっさ
)” の例文
旧字:
眞先
ノズドゥリョフもそういう奇妙な料簡の持主であった。誰か特に彼と親しくなる者があると、
真先
(
まっさ
)
きに彼はその男に恥をかかせる。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
で、
自然
(
しぜん
)
私達
(
わたくしたち
)
の
対話
(
はなし
)
は
死
(
し
)
んでから
後
(
のち
)
の
事柄
(
ことがら
)
に
限
(
かぎ
)
られることになりました。
私
(
わたくし
)
が
真先
(
まっさ
)
きに
訊
(
き
)
いたのは
良人
(
おっと
)
の
死後
(
しご
)
の
自覚
(
じかく
)
の
模様
(
もよう
)
でした。——
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
真先
(
まっさ
)
きに、紫地に白く「千歳村粕谷少年音楽隊」とぬいた横旗を立てゝ、村の少年が
銀笛
(
ぎんてき
)
、
太鼓
(
たいこ
)
、
手風琴
(
てふうきん
)
なぞピー/\ドン/\
賑
(
にぎ
)
やかに
囃
(
はや
)
し立てゝ行く。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
あるいは思想においても方向を
誤
(
あやま
)
ると、いかなる極端に落ちることがないともかぎらぬが、武力でも学力でも、芸術の力でも、健全なる思想が
真先
(
まっさ
)
きに立って指導するにあらざれば
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
『あなたはこちらでどんな
境地
(
ところ
)
を
通
(
とう
)
って
来
(
き
)
たのですか?』
母
(
はは
)
は
真先
(
まっさ
)
きにそう
訊
(
たず
)
ねました。『
最初
(
さいしょ
)
からここではないようにきいて
居
(
お
)
りますが……。』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
私
(
わたくし
)
がお
神使
(
つかい
)
の
神様
(
かみさま
)
から
真先
(
まっさ
)
きに
言
(
い
)
いきかされたお
言葉
(
ことば
)
は、
今
(
いま
)
ではあまりよく
覚
(
おぼ
)
えても
居
(
お
)
りませぬが、
大体
(
だいたい
)
こんなような
意味
(
いみ
)
のものでございました。——
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮