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甲寅
ふりがな文庫
“甲寅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こういん
50.0%
きのえとら
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こういん
(逆引き)
その二には「至善院格誠日在、寛保二年
壬戌
(
じんじゅつ
)
七月二日」と一行に彫り、それと並べて「終事院菊晩日栄、嘉永七年
甲寅
(
こういん
)
三月十日」
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
天文二十三年
甲寅
(
こういん
)
八月、筑摩織部正則重は、領内の城主
横輪豊前守
(
よこわぶぜんのかみ
)
が
叛逆
(
はんぎゃく
)
の報を聞いて、自ら七千騎の兵に将として
月形
(
つきがた
)
の城を攻略に向った。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
甲寅(こういん)の例文をもっと
(4作品)
見る
きのえとら
(逆引き)
「へ、へ、へ、この迷子札に書いてある、
甲寅
(
きのえとら
)
四月生れの乙松といふ伜を引渡して頂きたいんで、たゞそれ丈けの事で御座いますよ、御用人樣」
銭形平次捕物控:051 迷子札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そは
甲寅
(
きのえとら
)
の年も早や秋立ち
初
(
そ
)
めし八月末の日なりけり。目出度き相談まとまりて金子翁を八重が仮の親元に
市川左団次
(
いちかわさだんじ
)
夫妻を
仲人
(
なこうど
)
にたのみ
山谷
(
さんや
)
の
八百屋
(
やおや
)
にて
形
(
かた
)
ばかりの
盃事
(
さかずきごと
)
いたしけり。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
甲寅(きのえとら)の例文をもっと
(4作品)
見る
“甲寅”の解説
甲寅(きのえとら、こうぼくのとら、こういん)は、干支の一つ。
干支の組み合わせの51番目で、前は癸丑、次は乙卯である。陰陽五行では、十干の甲は陽の木、十二支の寅は陽の木で、比和である。
(出典:Wikipedia)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
寅
漢検準1級
部首:⼧
11画
干支
酉
還暦
辰
辛酉
辛未
辛巳
辛卯
辛亥
辛丑
辛
納音
癸酉
癸未
癸巳
癸卯
癸亥
癸丑
癸
申
甲辰
...
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