“きのえとら”の漢字の書き方と例文
語句割合
甲寅100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「へ、へ、へ、この迷子札に書いてある、甲寅きのえとら四月生れの乙松という倅を引渡して頂きたいんで、ただそれだけの事でございますよ、御用人様」
目出度き甲寅きのえとらの年は暮れて新しき年もいつか鶯の初音はつね待つ頃とはなりけり。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
甲寅きのえとら。四月生、本郷大根畑、左官伊之助伜 乙松