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田忌
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でんき
と。
既に
馳すること
(二九)三
輩し
畢りて、
(三〇)田忌一たび
勝たずして
再び
勝つ。
卒に
王の千
金を
得たり。
是に
於て
忌、
孫子を
威王に
進む。
十歳の時『史記』の講義を聴くに
田忌千金を賭け逐射した時孫子忌に教えてその
下駟と敵の上駟と
与さしめ無論一度負ける、次にその上駟とかの中駟と
((孫子))
(三二)輜車の
中に
居り、
坐して
計謀を
爲す。
田忌、
兵を
引いて
趙に
之かんと
欲す。
孫子曰く
孫子、
(二四)其馬足の
甚だ
相遠からず
馬に
(二五)上中下の
輩有るを
見る。
是に
於て
孫子、
田忌に
謂つて
曰く、『
君第重射せよ。
臣、
能く
君をして
勝たしめん』