爆發ばくはつ)” の例文
新字:爆発
ぺん宣言書せんげんしよ==其は頭から尻尾しつぽまで、爆發ばくはつした感情の表彰へうしやうで、激越げきえつきはめ、所謂阿父のよこつらたゝき付けた意味のものであツた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
ロレ さうした過激くわげき歡樂くわんらくは、とかく過激くわげきをはりぐる。煙硝えんせうとが抱合だきあへばたちま爆發ばくはつするがやうに、勝誇かちほこ最中さなかにでもほろせる。
またさういふ種類しゆるい地震ぢしん爆發ばくはつともな地震ぢしんとの區別くべつも、地震計ぢしんけい記録きろくによつてあきらかにされるから、地震計ぢしんけい噴火ふんか診斷器しんだんきとなるわけである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
爆發ばくはつする淺間よ
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
活動かつどうさきんじて池水ちすい涸渇こかつするのが通常つうじようであるけれども、突然とつぜん爆發ばくはつして池水ちすい氾濫はんらんせしめたこともある。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
あつかひかたがわるいので爆發ばくはつし、れと武器ぶきほろぼす。
寛政四年かんせいよねん四月一日しがついちにち西暦せいれき千七百九十二年せんしちひやくくじゆうにねん五月二十一日ごがつにじゆういちにち噴火ふんか場所ばしよから一里程いちりほどはなれてゐる眉山まゆやま崩壞ほうかいを、みぎ磐梯山ばんだいざん爆發ばくはつおな現象げんしようのように誤解ごかいしてゐるひとがある。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)