トップ
>
無盡
>
むじん
ふりがな文庫
“
無盡
(
むじん
)” の例文
新字:
無尽
やがて
提唱
(
ていしやう
)
が
始
(
はじ
)
まつた。
宜道
(
ぎだう
)
は
懷
(
ふところ
)
から
例
(
れい
)
の
書物
(
しよもつ
)
を
出
(
だ
)
して
頁
(
ページ
)
を
半
(
なか
)
ば
擦
(
ず
)
らして
宗助
(
そうすけ
)
の
前
(
まへ
)
へ
置
(
お
)
いた。それは
宗門
(
しゆうもん
)
無盡
(
むじん
)
燈論
(
とうろん
)
と
云
(
い
)
ふ
書物
(
しよもつ
)
であつた。
始
(
はじ
)
めて
聞
(
き
)
きに
出
(
で
)
た
時
(
とき
)
、
宜道
(
ぎだう
)
は
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
昨夜
(
ゆうべ
)
といふ昨夜、不思議に
無盡
(
むじん
)
が當つて五十兩の金が入つたさうで、此家の主人には古い借りがあつて、毎日氣にして居たが、死んだのを宜いことにして拂はないと思はれちや
銭形平次捕物控:166 花見の果て
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
見るに
付
(
つけ
)
誰
(
たれ
)
あつて
用立
(
ようたつ
)
物
(
もの
)
なきにより
庄
(
しやう
)
三郎
日頃
(
ひごろ
)
懇意
(
こんい
)
なる
加賀屋長兵衞方
(
かがやちやうべゑかた
)
へ
行
(
ゆき
)
右
(
みぎ
)
の
概略
(
あらまし
)
を
話
(
はな
)
しければ長兵衞は氣の
毒
(
どく
)
に思ひ
材木屋
(
ざいもくや
)
仲間
(
なかま
)
の
中
(
うち
)
山形屋
(
やまがたや
)
箱根屋
(
はこねや
)
加賀屋
(
かがや
)
其外十人の者を
頼
(
たの
)
みて
無盡
(
むじん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
殘らず話し
又
(
また
)
此頃
(
このごろ
)
湯屋
(
ゆや
)
にて
惡口
(
あくこう
)
されし事如何にも殘念に存て斯々は
爲
(
なせ
)
ど盜みに入りしには非ずと申ければ是を聞て
皆々
(
みな/\
)
三郎兵衞は人に非ずと
憎
(
にく
)
み四郎右衞門を
憫然
(
あはれ
)
に思ひて町内申
合
(
あはせ
)
無盡
(
むじん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
盡
部首:⽫
14画
“無盡”で始まる語句
無盡藏