無人相ぶにんさう)” の例文
此家こゝ世辞せじかひる者はいづれも無人相ぶにんさうなイヤアな顔のやつばかり這入はいつてます。これ其訳そのわけ無人相ぶにんさうだから世辞せじかひに来るので婦人
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
書物しよもつと、あをかさけたランプとのほかには、また何物なにものらぬかとおもはるるしづけさ。院長ゐんちやう可畏むくつけき、無人相ぶにんさうかほは、人智じんち開發かいはつかんずるにしたがつて、段々だん/\やはらぎ、微笑びせうをさへうかべてた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
アノわたしはね、浜町はまちやう待合茶屋まちあひぢややでございますがね、うもあたし性来うまれつき世辞せじがないんですよ、だもんだからおつかさんが、手前てめえやう無人相ぶにんさうぢやアいお客はやしないから世辞せじを買つていと
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
器量きりやういけれども何所どこともなしに愛嬌あいけうのない無人相ぶにんさう容貌かほつきで若
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)