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泥
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ぬか
ふりがな文庫
“
泥
(
ぬか
)” の例文
「好いお
湿
(
しめ
)
りだ、と言いてえが、これじゃあ
道路
(
みち
)
が
泥
(
ぬか
)
るんでやりきれねえ。いや、降りやがる、ふりやがる——豪気なもんだ。」
早耳三次捕物聞書:02 うし紅珊瑚
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
その上
軌道
(
レール
)
の上はとにかく、両側はすこぶる
泥
(
ぬか
)
っている。それだのに初さんは
中
(
ちゅう
)
っ
腹
(
ぱら
)
でずんずん行く。自分も負けない気でずんずん行く。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
この時、がやがや家の中が
騒
(
さわが
)
しくなって、ちょうど祖母の
柩
(
ひつぎ
)
が出る処であった。
泥
(
ぬか
)
る田圃道を白い幕の廻された柩が、雨風にひらひらと揺られながら行った。
不思議な鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
雪融
(
ゆきどけ
)
の道がはげしく
泥
(
ぬか
)
ったりする時は、着物を
濡
(
ぬ
)
らさなければならず、
足袋
(
たび
)
の泥を乾かさなければならない面倒があるので、いかな小六も時によると、外出を見合せる事があった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
夫
(
それ
)
でも
冷
(
つめ
)
たい
雨
(
あめ
)
が
横
(
よこ
)
に
降
(
ふ
)
つたり、
雪融
(
ゆきどけ
)
の
道
(
みち
)
がはげしく
泥
(
ぬか
)
つたりする
時
(
とき
)
は、
着物
(
きもの
)
を
濡
(
ぬ
)
らさなければならず、
足袋
(
たび
)
の
泥
(
どろ
)
を
乾
(
かわ
)
かさなければならない
面倒
(
めんだう
)
があるので、
如何
(
いか
)
な
小六
(
ころく
)
も
時
(
とき
)
によると
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“泥”の意味
《名詞》
(どろ)水気を多く含み粘り気のある土。
(出典:Wiktionary)
“泥”の解説
泥(どろ、en: mud)とは、一般的には、水と混じった液状の土のことを指す。
(出典:Wikipedia)
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“泥”を含む語句
泥濘
泥土
拘泥
泥亀
泥塗
泥酔漢
泥鰌
泥溝
金泥
泥水
泥酔
朱泥
泥海
泥炭
泥酔者
泥中
泥障
泥淖
泥棒
溝泥
...