“泥海”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どろうみ77.8%
ぬかるみ11.1%
どうる11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紐育は岩の上に建てられた町ですが、東京の市街の半分は泥海どろうみが土地になった処に建てられて居るのです。ここにも何かの相違があります。
亜米利加の思出 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
泥海ぬかるみに落つる星の影は、影ながらかわらよりもあざやかに、見るものの胸にきらめく。閃く影におど善男子ぜんなんし善女子ぜんにょしは家をむなしゅうしてイルミネーションに集まる。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
泥海どうるにはいくまちえ(泥海に這入り込まし)
八坂瓊之曲玉考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)