トップ
>
條
>
くだり
ふりがな文庫
“
條
(
くだり
)” の例文
新字:
条
その六の卷なるエネエアスがキユメエの
巫
(
みこ
)
に導かれて地獄に往く
條
(
くだり
)
に至りて、我はその面白さに感ずること常に超えたり。こはダンテの詩に似たるがためなり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
蒯通
(
くわいてつ
)
が韓信に説く
條
(
くだり
)
に、骨と肉と氣との事を談じて居るが、人の骨組
肉置
(
しゝおき
)
の外に氣といふものが見える。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
教授自らの屬する國民——露西亞人の性格を論じた
條
(
くだり
)
に引用した、一外國旅行家の記述の一節である。
我が最近の興味
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
(第六回、打製類の
條
(
くだり
)
及び第八回、貝殼器の條を見よ。)繪具の原料と
思
(
おも
)
はるる
赤色
(
あかいろ
)
物質の
塊
(
かたま
)
り
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
三番叟
(
さんばそう
)
の
吸
(
すひ
)
もので、
熱燗
(
あつかん
)
と
洒落
(
しやれ
)
のめすと、
罰
(
ばつ
)
は
覿面
(
てきめん
)
、
反返
(
そりかへ
)
つた
可恐
(
おそろ
)
しさに、
恆規
(
おきて
)
に
從
(
したが
)
ひ
一夜
(
いちや
)
不眠
(
ふみん
)
の
立待
(
たちまち
)
して、お
詫
(
わび
)
を
申
(
まを
)
す
處
(
ところ
)
へ、
宵
(
よひ
)
に
小當
(
こあた
)
りに
當
(
あた
)
つて
置
(
お
)
いた、
仇
(
あだ
)
な
年増
(
としま
)
がからかひに
來
(
く
)
る
條
(
くだり
)
である。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
諸國から牢人や武者修業共が駈け加つて働いたといふ
條
(
くだり
)
もある。
折々の記
(旧字旧仮名)
/
吉川英治
(著)
姫と作譜者と對して歌ふとき相代りて姫男の聲になり、男姫の聲になる
條
(
くだり
)
あり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
條
部首:⽊
11画
“條”を含む語句
一條
條件
條理
中條
三條
撥條
別條
四條
申條
必要條件
赤條々
蕭條
九條武子
幾條
二條
言條
條野採菊
線條
箇條
九條殿
...