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来
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キ
ふりがな文庫
“
来
(
キ
)” の例文
旧字:
來
刀自らの油断を見ては、ぼつ/″\話をしてゐる。其きれ/″\が、聞かうとも思はぬ郎女の耳にも、ぼつ/″\
這入
(
はい
)
つて
来
(
キ
)
勝ちなのであつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ハア何年ぶりだっぺなア、うちの嫁っ子がまだ
来
(
キ
)
ねえうちだったない、というようなわけなの。
獄中への手紙:11 一九四四年(昭和十九年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
ノッソリ
出
(
デ
)
テ
来
(
キ
)
テ、
蠅
(
ハエ
)
タタキノ
如
(
ゴト
)
ク、バタットヤッテ、ウムヲ
言
(
イ
)
ワサヌ。
五百枚
(
ゴヒャクマイ
)
。
良心
(
リョウシン
)
。
今
(
イマ
)
ニ
見
(
ミ
)
ヨ、ナド
匕首
(
アイクチ
)
ノゾカセタル
態
(
テイ
)
ノケチナ
仇討
(
アダウ
)
チ
精進
(
ショウジン
)
、
馬鹿
(
バカ
)
、
投
(
ナ
)
ゲ
捨
(
ス
)
テヨ。
島崎藤村
(
シマザキトウソン
)
。
島木健作
(
シマキケンサク
)
。
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
たちまちにおり
来
(
キ
)
はれゆく夜はの霧。部屋に入りつゝ 白じろと見ゆ
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
「
来
(
キ
)
」などの「き」には「岐」「支」の類の文字を用い
国語音韻の変遷
(新字新仮名)
/
橋本進吉
(著)
▼ もっと見る
あなたはきっと、こんなに気の折れて「お
后
(
ゴー
)
ここへ
来
(
キ
)
」と
炬燵
(
こたつ
)
に自分のそばにおきたがっていらっしゃるお父さんを想像お出来にならないかもしれませんね。おや、下でガタガタいっている。
獄中への手紙:04 一九三七年(昭和十二年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
土牀
(
ツチノユカ
)
むしろの上に、
来
(
キ
)
しかたも 行末もなく いびきかくらむ※
橘曙覧評伝
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“来”を含む語句
往来
出来
将来
入来
元来
以来
性来
帰来
従来
去来
御入来
後来
被来
生来
由来
雁来紅
在来
来歴
新来
旧来
...