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明店
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あきだな
ふりがな文庫
“
明店
(
あきだな
)” の例文
何事かと聞けば隣長屋に
明店
(
あきだな
)
ありしに突然
暮方
(
くれがた
)
二人の男来りてその家の建具類を持ち去る、
大方
(
おおかた
)
家作主の雇いしものならんと人も疑わざりしを
良夜
(新字新仮名)
/
饗庭篁村
(著)
又「両隣は
明店
(
あきだな
)
で、あとは皆
稼
(
かせ
)
ぎ
人
(
にん
)
ばかりだから、十時を打つと
直
(
じ
)
きに寝るものばかりだから、安心してまア一杯
遣
(
や
)
りたまえ、寒い時分だから」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
揃
(
そろへ
)
て申す樣
何
(
なに
)
とも
恐入
(
おそれい
)
り候事ながら
貴院
(
きゐん
)
先達
(
せんだつ
)
て仰聞られ候には
聖護院
(
しやうごゐん
)
宮樣の
御配下
(
ごはいか
)
にて天一坊樣の御
旅館
(
りよくわん
)
とばかり故庄藏御
世話
(
せわ
)
申三郎兵衞の
明店
(
あきだな
)
御用立差上候ひしに只今
御玄關
(
おげんくわん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
する内に火は
※々
(
えん/\
)
と燃え移り、又作の
宅
(
うち
)
は一杯の火に成りましたが、此の時隣りの
明店
(
あきだな
)
にいた清次は
大
(
おお
)
いに驚き、まご/\しては焼け死ぬから
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
だが死んだ親父の
位牌
(
いへい
)
に対しても済まねえから、
家
(
うち
)
の
閾
(
しきい
)
を
跨
(
また
)
がせることは出来ねえ義理だから、裏の
明店
(
あきだな
)
へ入れて置き、
食物
(
くいもの
)
だけは
日々
(
にち/\
)
送ってくれべい
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
小舞
(
こまい
)
かきの竹は勝手を知っていますから、
明店
(
あきだな
)
の
上総戸
(
かずさど
)
を明けて中へ
這入
(
はい
)
り、
菰
(
こも
)
を
布
(
し
)
き、
睾丸火鉢
(
きんたまひばち
)
を入れ、
坐蒲団
(
ざぶとん
)
を布きましたから、其の上に清次は
胡座
(
あぐら
)
をかき。
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と
明店
(
あきだな
)
か何かを捜す気に成っている位なものでございますが、萩原新三郎はあのお露どのと更に
猥
(
いや
)
らしい事は致しませんでしたが、実に枕をも並べて一ツ寝でも致したごとく思い詰めましたが
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
就
(
つ
)
きやして
私
(
わし
)
此間
(
こねえだ
)
お
使
(
つかい
)
の
帰
(
けえ
)
りに、本所相生町を通ると、
其処
(
そこ
)
に誠に
好
(
い
)
い
明店
(
あきだな
)
が有って、間口が三間半、奥行六間で小さい穴蔵が一つ有りやんして、
前
(
めえ
)
の
河岸附
(
かしつき
)
に小さい河岸納屋が有りやすから
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
店
常用漢字
小2
部首:⼴
8画
“明”で始まる語句
明
明日
明瞭
明後日
明石
明晰
明朝
明白
明星
明方