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意気組
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いきぐみ
ふりがな文庫
“
意気組
(
いきぐみ
)” の例文
旧字:
意氣組
よし解らないにしても
気高
(
けだか
)
い心持に支配されて、そちらの方へ動いて行こうとする
意気組
(
いきぐみ
)
に
卑
(
いや
)
しいところの見えるはずはありません。私はKの説に賛成しました。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
双六谷
(
すごろくだに
)
へは、
翌早朝
(
よくさうてう
)
と
言
(
い
)
ふ
意気組
(
いきぐみ
)
、
今夜
(
こんや
)
も
二世
(
にせ
)
かけた
勝敗
(
しようはい
)
は
無
(
な
)
しに、
唯
(
たゞ
)
睦
(
むつ
)
まじいのであらうと
思
(
おも
)
ふ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
それを考えたらむしろ国費を以て良乳を廉価に供給すべしとこう申した処が到底行われませんけれども政府の当局者はその位な
意気組
(
いきぐみ
)
を以て牛乳事業を監督してもらいたいものです
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
明日の晩でも構わんという向うの親たちの
意気組
(
いきぐみ
)
だけれども、大原君の父が故障を言って、
何
(
な
)
にしろ人生の大事だから
然
(
しか
)
るべき
媒妁人
(
ばいしゃくにん
)
を立てて
吉日良晨
(
きちにちりょうしん
)
を
択
(
えら
)
んで立派に婚礼させたい
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
既
(
すで
)
に
鬼神
(
きじん
)
に
感応
(
かんおう
)
ある、
芸術家
(
げいじゆつか
)
に
対
(
たい
)
して、
坊主
(
ばうず
)
の
言語
(
げんご
)
と
挙動
(
きよどう
)
は、
何
(
なん
)
となく
嘗
(
な
)
め
過
(
す
)
ぎたやうに
思
(
おも
)
はれたから……
其
(
そ
)
のまゝ
肩
(
かた
)
を
聳
(
そび
)
やかして、
三
(
み
)
つ
四
(
よ
)
つ
輝
(
かゞや
)
く
星
(
ほし
)
を
取
(
と
)
つて、
直
(
たゞ
)
ちに
額
(
ひたひ
)
を
飾
(
かざ
)
る
意気組
(
いきぐみ
)
。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
お登和嬢の身が片付いていれば僕も安心して海外に往っていられる、場合によれば五年でも十年でも長くいられるだけ
彼地
(
かのち
)
にいたいと大原君は海外で独身生活をしようという位の
意気組
(
いきぐみ
)
だ。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
その
位
(
くらい
)
な
意気組
(
いきぐみ
)
ですから料理法に長じた女房を持ちたいと思っていました。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“意気”で始まる語句
意気地
意気
意気込
意気銷沈
意気軒昂
意気張
意気揚々
意気地無
意気造
意気揚