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彫刻家
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てうこくか
ふりがな文庫
“
彫刻家
(
てうこくか
)” の例文
仕舞
(
しまひ
)
には
足
(
あし
)
が
痛
(
いた
)
んで
腰
(
こし
)
が
立
(
た
)
たなくなつて、
厠
(
かはや
)
へ
上
(
のぼ
)
る
折
(
をり
)
などは、やつとの
事
(
こと
)
壁傳
(
かべづた
)
ひに
身體
(
からだ
)
を
運
(
はこ
)
んだのである。
其
(
その
)
時分
(
じぶん
)
の
彼
(
かれ
)
は
彫刻家
(
てうこくか
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
双
(
さう
)
の
玉
(
たま
)
の
乳房
(
ちぶさ
)
にも、
糸一条
(
いとひとすぢ
)
の
綾
(
あや
)
も
残
(
のこ
)
さず、
小脇
(
こわき
)
に
抱
(
いだ
)
くや、
此
(
こ
)
の
彫刻家
(
てうこくか
)
の
半身
(
はんしん
)
は、
霞
(
かすみ
)
のまゝに
山椿
(
やまつばき
)
の
炎
(
ほのほ
)
が
𤏋
(
ぱつ
)
と
搦
(
から
)
んだ
風情
(
ふぜい
)
。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
嫁
(
よめ
)
の
姿
(
すがた
)
で
彩色
(
さいしき
)
しては、
前後左右
(
ぜんごさいう
)
、
額縁
(
がくぶち
)
のやうな
形
(
かたち
)
で、
附添
(
つきそ
)
つて、
木
(
き
)
を
刻
(
きざ
)
んで
拵
(
こしら
)
へたものが、
恁
(
か
)
う
行
(
い
)
くものか、と
自
(
みづ
)
から
彫刻家
(
てうこくか
)
であるのを
嘲
(
あざ
)
ける
了見
(
れうけん
)
。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“彫刻家”の意味
《名詞》
彫 刻 家(ちょうこくか)
彫刻の制作を職業とする人。
(出典:Wiktionary)
“彫刻家”の解説
彫刻家(ちょうこくか)とは、芸術家、美術家のなかでも立体作品、造形物としての彫刻を作る人のことを称する。
しかし、彫刻家と工芸家の境界は明確ではない為、彫刻家と工芸家を兼ねている事がある。また、彫刻家ではなく造形作家と呼称される事がある。
(出典:Wikipedia)
彫
常用漢字
中学
部首:⼺
11画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“彫刻”で始まる語句
彫刻
彫刻師
彫刻物
彫刻帯
彫刻付
彫刻的