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宜
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いゝ
ふりがな文庫
“
宜
(
いゝ
)” の例文
「そう、あの局の帰りに来ると
宜
(
いゝ
)
んだけど、家に急ぐ用が有ったもんだから……」
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
婆ア
宜
(
いゝ
)
かえ、頼むよ、おいらは
明日
(
あした
)
の朝早く起るから、お前飯を炊かして、孝助殿に尾頭付きでぽッぽッと湯気の立つ飯を食べさして立たせてやりたいから、いゝかえ、
緩
(
ゆる
)
りとお休み
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
件
(
くだん
)
の馬士
見付
(
みつけ
)
て是御用だ繪符だ/\若い
衆
(
しう
)
オイ/\と云ふに
面々
(
めん/\
)
ばた/\と
飛下
(
とびおり
)
る故九助は是サ馬士殿
下
(
おろさ
)
ず共
宜
(
いゝ
)
に
憫然
(
かあひさう
)
な何さ
惣體
(
そうたい
)
に根方の
奴等
(
やつら
)
はずるいから
時々
(
とき/″\
)
目
(
め
)
に合せて置ねへと成やせん時に旦那
急
(
いそぎ
)
なら箱根を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
又「
宜
(
いゝ
)
やな」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
三人昨日五人と
何
(
どれ
)
が
何
(
どう
)
だか分る者か何でも
宜
(
いゝ
)
は金さへ取ば仔細なしだ
生首
(
なまくび
)
一ツ渡して
遣
(
やら
)
うと云は
脇
(
わき
)
から一人の非人が夫でも
親
(
おや
)
の
首
(
くび
)
だと云から向うにも
見知
(
みしり
)
が
有
(
あら
)
う
外
(
ほか
)
の首では承知しまいと云ば一人の非人
然
(
され
)
ばさ何だと云て
相手
(
あひて
)
は座頭の
坊
(
ばう
)
だから
見分
(
みわけ
)
が有物か首さへ
遣
(
やれ
)
ば
宜
(
いゝ
)
然樣
(
さう
)
して直に下屋敷へ葬むるで有らうから
宜
(
いゝ
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“宜”の意味
《名詞》
(むべ)納得がいく様子。理に適っている様子。
(出典:Wiktionary)
宜
常用漢字
中学
部首:⼧
8画
“宜”を含む語句
便宜
宜敷
時宜
適宜
便宜上
禰宜
機宜
仲宜
本宜
便宜的
土宜
宜加減
宜道
神禰宜
御便宜
宜山
宜々
宜樣
御時宜
老禰宜
...