“宜山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎざん50.0%
むべやま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此年文政三年の夏、鈴木宜山（ぎざん）に次いで、江戸から福山へ帰つたものに、馬屋原伯孝があつて、蘭軒がこれにも贈言（ぞうげん）したことは、前に云つた如くである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) ／ 森鴎外(著)
中に学殖あるものは「鈴木宜山（ぎざん）、三箇角兵衛（さんがかくべゑ）を推す」と云つてある。宜山と並称せられた角兵衛とはいかなる人か。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) ／ 森鴎外(著)
それからどうしたかわかりませんが、もし今でもまだあるならば、またよほど大きくなっているわけであります。（芸藩志料。広島県蘆品（あししな）郡宜山（むべやま）村）
日本の伝説 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)