“宜都”の読み方と例文
読み方割合
ぎと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくて呉軍五万は、宜都ぎと(湖北省・宜都)までいそいだ。朱然は右都督、孫桓は左都督として、各〻二万五千を両翼に分って、蜀に対峙した。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一度ならず二度まで敗北した孫桓は、陣営ことごとく敵に焼かれて、無念のまなじりをあげながらやむなく夷陵いりょうの城(湖北省・宜都ぎと、宜昌の東北)へ退却した。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「——烏林の西。宜都ぎとの北のほうです」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)