“ぎと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宜都50.0%
沂都25.0%
魏都25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一度ならず二度まで敗北した孫桓は、陣営ことごとく敵に焼かれて、無念のまなじりをあげながらやむなく夷陵いりょうの城(湖北省・宜都ぎと、宜昌の東北)へ退却した。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
沂都ぎと瑯琊ろうやの両県に来て吏庁にのぞんでいましたが、たちまち苛税かぜいを課し良民を苦しめ、部下に命じて掠奪を行わしめ、婦女子をとらえてかんするなど、人心を険悪にすること一通りでありません。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
で、韓暹を沂都ぎとへ、楊奉を瑯琊ろうやへ役付けて、赴任させてしまった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その前後、魏都ぎと洛陽らくようは、蜀軍の内容よりは、もっと深刻な危局に立っていた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)