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夫
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ふ
ふりがな文庫
“
夫
(
ふ
)” の例文
此男を放免共俄に捕ふれば、男こは何故に捕ふるぞと云へば、早う
夫
(
ふ
)
に取るなりけり。引張つて
上様
(
かみざま
)
へ
将行
(
ゐゆ
)
きて、八省に
将入
(
ゐい
)
りぬ。
放免考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
乃
(
すなわ
)
ち三丰の
居
(
お
)
りし所の
武当
(
ぶとう
)
大和山
(
たいかざん
)
に
観
(
かん
)
を営み、
夫
(
ふ
)
を
役
(
えき
)
する三十万、
貲
(
し
)
を
費
(
ついや
)
す百万、
工部侍郎
(
こうぶじろう
)
郭𤧫
(
かくつい
)
、
隆平侯
(
りゅうへいこう
)
張信
(
ちょうしん
)
等
(
ら
)
、事に当りしという。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
わが右の手にその
巧
(
たく
)
みを忘れしめよ、もし子たるものがその母を忘れ得るなれば余は余の国を忘れ得るなり、無理に離縁状を渡されし
婦
(
ふ
)
はますますその
夫
(
ふ
)
を慕うがごとく
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
とにかく
文壇
(
ぶんだん
)
でも
若
(
わか
)
い
作
(
さく
)
家
達
(
たち
)
の
間
(
あいだ
)
にだいぶはやり出したといふ。
關
(
くわん
)
西では
令孃
(
れいぜう
)
夫
(
ふ
)
人の
間
(
あいだ
)
に大
流
(
りう
)
行だといふ。
球突
(
たまつき
)
の
趣味
(
しゆみ
)
は今の
處
(
ところ
)
ひろまつて行くばかりらしい。(一五、二、一六)
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
「ものの
夫
(
ふ
)
の心の駒は忠の鞭……忠の鞭……孝の手綱ぞ……行くも帰るも……」
名君忠之
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
▼ もっと見る
これを思ふに、実の放免の
夫
(
ふ
)
に取りけるや、亦観音の変じ給ひけるにや。
放免考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
“夫”の意味
《名詞》
(おっと、古・つま)男性の配偶者。
(出典:Wiktionary)
“夫”の解説
夫 (おっと)は、結婚している男性を指す。配偶者(妻)や家族との関係や、社会的、法的な位置づけは時代や文化によって多様である。
(出典:Wikipedia)
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“夫”を含む語句
大丈夫
丈夫
夫婦
情夫
夫人
老夫
車夫
漁夫
大夫
太夫
猟夫
樵夫
水夫
密夫
豈夫
鰥夫
夫婦喧嘩
武夫
女丈夫
入夫
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