“外(ぐわい)” の例文
それは裝置(そうち)が新しく便利(べんり)だといふ以外(ぐわい)には、所(しよ)持のプレモと大して變(かは)りもないものだつたが、大正十一年の支那(しな)旅(りよ)行の時には、それを肩(かた)にして行つた。
「向ふは大分暖(あつた)かいだらう」と序(ついで)同然の挨拶をした。すると、今度は寧ろ法外(ぐわい)に熱(ねつ)した具合で
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
此塲(このば)の光景(くわうけい)のあまりに天然(てんねん)に奇體(きたい)なので、私(わたくし)は暫時(しばし)、此處(こゝ)は人間(にんげん)の境(きやう)か、それとも、世界(せかい)外(ぐわい)の或(ある)塲所(ばしよ)ではあるまいかと疑(うたが)つた程(ほど)で、更(さら)に心(こゝろ)を落付(おちつ)けて見(み)ると、總(すべ)ての構造(こうざう)は全(まつた)く小造船所(せうざうせんじよ)のやうで