外出がいしゅつ)” の例文
諭吉ゆきち外出がいしゅつするといっても、げんかんからでるとはきまっていません。台所だいどころからさっさとでていくことだってありました。
「ただいま。」といって、かえってきました。ちょうど、おかあさんは外出がいしゅつなされてお留守るすでありました。次郎じろうさんは、つくえうえにあった鉛筆えんぴつをとりあげてていましたが
気にいらない鉛筆 (新字新仮名) / 小川未明(著)
やぶれたストーヴについて、不自由ふじいう外出がいしゅつについて、ふうられた手紙てがみについて、不親切ふしんせつ軍医ぐんいについて、よこつら竹刀しないばす班長はんちょうについて、夜中よなかにみんなたたおこ警報けいほうについて
そのころちょっと外出がいしゅつするにも、すくなくとも四五にん従者ともかならずついたもので……。
そののちかれすこしも外出がいしゅつせず、宿やどにばかり引込ひっこんでいた。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
しつけのきびしいいえでは、主人しゅじん外出がいしゅつするときは、いえじゅうのものがげんかんにおくってでて、をついておじぎをしたり、かえってきたときには、また
ある伯父おじさんは、外出がいしゅつ支度したくをしながら
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
きんしん(きまったすまいから、ある期間きかん外出がいしゅつをきんじられること)をめいじられました。