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変
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かわっ
ふりがな文庫
“
変
(
かわっ
)” の例文
旧字:
變
現在が過去に移り
変
(
かわっ
)
てこそ過去現在未来とも云ひ得るが「永遠に過去とならぬ現在」「現在とならぬ過去」はむしろ過去でなく現在でない。
意識と時間との関係
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
固
(
もと
)
より自分で殿様なんて
馬鹿気
(
ばかげ
)
たことを考える
訳
(
わ
)
けもなければ、家内の者もその通りで、
平生
(
へいぜい
)
と少しも
変
(
かわっ
)
た事はない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
なに
変
(
かわっ
)
た事は有りませんが
唯
(
た
)
ッた今警察長がお
見
(
みえ
)
に成り彼れに逢て帰たばかりですから目「
夫
(
それ
)
だけで
能
(
よ
)
く己の来たのが藻西に逢う為めだと分ッたな牢番 ...
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
乃至
(
ないし
)
はまた
燐寸
(
まっち
)
の商標だとか、物はいろいろ
変
(
かわっ
)
ていても、赤い色が見えるのは、いつでも変りがありません。
妖婆
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
カステラを焼いて白と黒と青のホンザーをかけて出しますと見た処も綺麗ですし、味も三色に
変
(
かわっ
)
ております。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
▼ もっと見る
その時に私は大に
心付
(
こころづ
)
きました、
成程
(
なるほど
)
露西亜
(
ロシア
)
は
欧羅巴
(
ヨーロッパ
)
の中で一種風俗の
変
(
かわっ
)
た国だと
云
(
い
)
うが、ソレに違いない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
仮初
(
かりそめ
)
にも自分の手に握れば、借りた金も
貰
(
もらっ
)
た金も同じことで、
後
(
あと
)
の事は少しも思わず、義理も
廉恥
(
れんち
)
もないその
有様
(
ありさま
)
は、今の朝鮮人が金を
貪
(
むさぼ
)
ると何にも
変
(
かわっ
)
たことはない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
変
常用漢字
小4
部首:⼡
9画
“変”を含む語句
変化
大変
変遷
相変
変物
異変
風変
変更
変形
不相変
有為転変
変貌
面変
変改
変若水
変名
変若
変種
豹変
唐変木
...