“変形”のいろいろな読み方と例文
旧字:變形
読み方割合
へんぎょう40.0%
デフォルマシオン20.0%
メタモルフォゼ20.0%
モディファイ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この老婆が一つ家の鬼婆の変形へんぎょうではなく、善良にして質朴なる土民の老婆であることは確実ですから、旅行家の方で念をおしてたずねてみました。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「これはモスコオ・ダンス……アメリカのリンディ・ホップをイデオロギー的に変形デフォルマシオンしたものなのよ。ほら、あそこに髪の長いオロショフのような顔をしたひとがいるでしょう。あのひとの新作なの」
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
そのごとく天理教も、日本文化の変形メタモルフォゼに従って変形して行かなくてはなるまい。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
それで早速旧説を少し変形モディファイして、畳の上にこぼれた御米はもう仏様が逃げて行ったのだからという話にして、それは止めさせることとした。
米粒の中の仏様 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)