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壯丁
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わかもの
ふりがな文庫
“
壯丁
(
わかもの
)” の例文
新字:
壮丁
毎日
(
まいにち
)
朝
(
あさ
)
から
尻切襦袢
(
しりきりじゆばん
)
一つで
熱湯
(
ねつたう
)
の
桶
(
をけ
)
を
右
(
みぎ
)
の
手
(
て
)
で
肩
(
かた
)
に
支
(
さゝ
)
へては
駈
(
か
)
け
歩
(
ある
)
く
威勢
(
ゐせい
)
の
善
(
い
)
い
壯丁
(
わかもの
)
の
間
(
あひだ
)
に
交
(
まじ
)
つて
唄
(
うた
)
の
聲
(
こゑ
)
を
聞
(
きい
)
て
居
(
ゐ
)
たのに
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
口際に引き
傍
(
そ
)
ひたる
壯丁
(
わかもの
)
はやうやくにして馬の
逸
(
はや
)
るを制したり。號砲は再び鳴りぬ。こは
埒
(
らち
)
にしたる索を落す合圖なり。馬は
旋風
(
つむじかぜ
)
の如く
奔
(
はし
)
りて、我前を過ぎぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
野田
(
のだ
)
は
郷里
(
きやうり
)
からは
比較的
(
ひかくてき
)
近
(
ちか
)
いので
醤油藏
(
しやうゆぐら
)
が
段々
(
だん/\
)
發達
(
はつたつ
)
して
行
(
ゆ
)
くに
連
(
つ
)
れて
傭
(
やと
)
はれて
行
(
ゆ
)
く
壯丁
(
わかもの
)
が
殖
(
ふ
)
えて
來
(
き
)
た。
郷里
(
きやうり
)
では
傭人
(
やとひにん
)
の
給料
(
きふれう
)
が
暴騰
(
ばうとう
)
して
來
(
き
)
た
程
(
ほど
)
どの
村落
(
むら
)
からも
壯丁
(
わかもの
)
が
行
(
い
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
壯
部首:⼠
7画
丁
常用漢字
小3
部首:⼀
2画
“壯”で始まる語句
壯
壯健
壯年
壯麗
壯快
壯者
壯盛
壯佼
壯夫
壯士