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地内
ふりがな文庫
“地内”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じない
75.0%
ちない
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じない
(逆引き)
政府はこの弊を
矯
(
た
)
めるがために神仏混淆を明らかに区別することにお
布令
(
ふれ
)
を出し、神の
地内
(
じない
)
にある仏は一切取り
除
(
の
)
けることになりました。
幕末維新懐古談:31 神仏混淆廃止改革されたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
土手の道哲の
地内
(
じない
)
に、腰衣で土に坐り、カンカンと片手で
鉦
(
かね
)
を、
敲
(
たた
)
き、たたき、なんまいだなんまいだなんまいだ、片手は
上下
(
うえした
)
に振っている。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
地内(じない)の例文をもっと
(6作品)
見る
ちない
(逆引き)
扣
(
ひか
)
え
地内
(
ちない
)
狭少につき、近隣村々へ年々運上金差し出し、草場借り受け、あるいは一里二里にも及ぶ遠方馬足も相立たざる嶮岨へ罷り越し、
笹
(
ささ
)
刈り、背負い、持ち運び等仕り
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
道理
(
だうり
)
で、そこらの
地内
(
ちない
)
や
横町
(
よこちやう
)
へ
入
(
はひ
)
つても、つきとほしの
笄
(
かうがい
)
で、
褄
(
つま
)
を
取
(
と
)
つて、
羽子
(
はね
)
を
突
(
つ
)
いて
居
(
ゐ
)
るのが、
聲
(
こゑ
)
も
掛
(
か
)
けはしなかつた。
割前勘定
(
わりまへかんぢやう
)
。
乃
(
すなは
)
ち
蕎麥屋
(
そばや
)
だ。と
言
(
い
)
つても、
松
(
まつ
)
の
内
(
うち
)
だ。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
地内(ちない)の例文をもっと
(2作品)
見る
“地内”の意味
《名詞》
一区画の土地の内側。
寺内。寺中。
(出典:Wiktionary)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
“地”で始まる語句
地
地面
地方
地上
地獄
地震
地下
地主
地平線
地味
検索の候補
路地内
敷地内
露地内
領地内
伝通院地内
内地
日本内地
内地分
地所内
地球内部
“地内”のふりがなが多い著者
高村光雲
三遊亭円朝
泉鏡太郎
島崎藤村
泉鏡花
吉川英治
夢野久作