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じない
ふりがな文庫
“じない”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寺内
68.4%
地内
31.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寺内
(逆引き)
おときはその柿の木を指さして、この
寺内
(
じない
)
に果樹の多い事が、いかに自分達夫婦の心を楽しくさせるかを梵妻に話した。
果樹
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
櫻
(
さくら
)
、
山吹
(
やまぶき
)
、
寺内
(
じない
)
の
蓮
(
はちす
)
の
華
(
はな
)
の
頃
(
ころ
)
も
知
(
し
)
らない。そこで
蛙
(
かはづ
)
を
聞
(
き
)
き、
時鳥
(
ほとゝぎす
)
を
待
(
ま
)
つ
度胸
(
どきよう
)
もない。
暗夜
(
やみよ
)
は
可恐
(
おそろし
)
く、
月夜
(
つきよ
)
は
物
(
もの
)
すごい。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
じない(寺内)の例文をもっと
(13作品)
見る
地内
(逆引き)
丁度十二月の三日の夕方でございます。薬師様のお堂へまいり、
柏手
(
かしわで
)
を打って
頻
(
しき
)
りに母の眼病平癒を祈り、帰ろうといたしますと、
地内
(
じない
)
に
宮松
(
みやまつ
)
という茶屋があります。
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
怪
(
け
)
しからぬ
庇
(
かば
)
い立てを召さる。いまの女は、悪党の一味として、こよいわれわれが
捕縄
(
ほじょう
)
をもって追跡して来た者。宮の御祈願所ともある
地内
(
じない
)
へ、左様な兇状者を
匿
(
かくま
)
われるとは心得ん」
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
じない(地内)の例文をもっと
(6作品)
見る
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