“味噌藏”の読み方と例文
新字:味噌蔵
読み方割合
みそぐら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祖母おばあさんはあのかぎようむと、くらまへ石段いしだんりて、かきあひだとほりましたが、そこにとうさんがよくあそんでたのです。味噌藏みそぐら階上うへには住居すまゐ出來できた二かいがありました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
この祖母おばあさんとへば、ひろ玄關げんくわんわきいたはたりながら腰掛こしかけてひとと、味噌藏みそぐらわき土藏どざうまへつておほきなかぎにしてひととが、いまでもすぐにとうさんのうかんでます。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)