“古事記”の意味
《固有名詞》
古事記 (古+事記 こじき、ふることぶみ)
《文献》 奈良時代初期(和銅5年〈712年〉)に編纂された、天皇家ゆかりの神典であり、文学書。長らく日本伝存最古の歴史書とされてきた。語り部・稗田阿礼(ひえだ の あれ)が伝える日嗣ぎ(皇位継承)をほぼ忠実に記述した文献であり、太朝臣安万侶(おおのあそん やすまろ)(太安万侶〈おお の やすまろ〉)が撰録し、元明天皇に献上された。
(出典:Wiktionary)
古事記 (古+事記 こじき、ふることぶみ)
(出典:Wiktionary)
“古事記”の解説
古事記(こじき、ふることふみ、ふることぶみ)は、日本の日本神話を含む歴史書。現存する日本最古の書物である。その序によれば、和銅5年(712年)に太安万侶が編纂し、元明天皇に献上されたことで成立する。上中下の3巻。内容は天地のはじまりから推古天皇の記事である。
8年後の養老4年(720年)に編纂された『日本書紀』とともに神代から上古までを記した史書として、近代になって国家の聖典としてみられ、記紀と総称されることもあるが、『古事記』が出雲神話を重視するなど両書の内容には差異もある。
和歌の母体である古代歌謡(記紀歌謡)などの民間伝承の歌謡や、古代神話・伝説などの素材や記録を取り込んだ『古事記』は、日本文学の発生や源流を見る上でも重要な素材の宝庫となっている。
(出典:Wikipedia)
8年後の養老4年(720年)に編纂された『日本書紀』とともに神代から上古までを記した史書として、近代になって国家の聖典としてみられ、記紀と総称されることもあるが、『古事記』が出雲神話を重視するなど両書の内容には差異もある。
和歌の母体である古代歌謡(記紀歌謡)などの民間伝承の歌謡や、古代神話・伝説などの素材や記録を取り込んだ『古事記』は、日本文学の発生や源流を見る上でも重要な素材の宝庫となっている。
(出典:Wikipedia)