“泥鉢”の読み方と例文
読み方割合
どろばち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次は氣のない返事をしながら、泥鉢どろばちに出揃つた、朝顏の芽をいつくしんでゐるのでした。
くさむしりに庭掃除にはさうぢぐらゐはとて、六十をとこのする仕事しごとぞかし、勿躰もつたいなや古事記こじき舊事記くじき朝夕あさゆふらきて、万葉集まんえふしふ不審紙ふしんがみをしたるを、泥鉢どろばちのあつかひにがすことひとらねど
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)