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まきがみ
ふりがな文庫
“
卷紙
(
まきがみ
)” の例文
新字:
巻紙
あれもお
愛想
(
あいさう
)
さと
笑
(
わら
)
つて
居
(
ゐ
)
るに、
大底
(
たいてい
)
におしよ
卷紙
(
まきがみ
)
二尋
(
ふたひろ
)
も
書
(
か
)
いて二
枚
(
まい
)
切手
(
ぎつて
)
の
大封
(
おほふう
)
じがお
愛想
(
あいさう
)
で
出來
(
でき
)
る
物
(
もの
)
かな、そして
彼
(
あ
)
の
人
(
ひと
)
は
赤坂以來
(
あかさかから
)
の
馴染
(
なじみ
)
ではないか
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
摺流
(
すりなが
)
す音も
憚
(
はゞか
)
り
卷紙
(
まきがみ
)
へ思ふ事さへ
云々
(
しか/″\
)
と
書
(
かき
)
つゞる身生
命毛
(
いのちげ
)
の筆より先へ切てゆく
冥途
(
めいど
)
の旅と死出の空我身は今ぞ亡き者と覺悟をしても親と子がたゞ二人なる此住居然るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
不圖
(
ふと
)
御米
(
およね
)
に
此所
(
こゝ
)
へ
着
(
つ
)
いた
消息
(
せうそく
)
を
書
(
か
)
かなければならない
事
(
こと
)
に
氣
(
き
)
が
付
(
つ
)
いた。
彼
(
かれ
)
は
俗用
(
ぞくよう
)
の
生
(
しやう
)
じたのを
喜
(
よろ
)
こぶ
如
(
ごと
)
くに、すぐ
鞄
(
かばん
)
の
中
(
なか
)
から
卷紙
(
まきがみ
)
と
封
(
ふう
)
じ
袋
(
ぶくろ
)
を
取
(
と
)
り
出
(
だ
)
して、
御米
(
およね
)
に
遣
(
や
)
る
手紙
(
てがみ
)
を
書
(
か
)
き
始
(
はじ
)
めた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
卷
部首:⼙
8画
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
“卷”で始まる語句
卷
卷煙草
卷莨
卷込
卷上
卷添
卷物
卷々
卷帛
卷揚