“大封”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おほふう50.0%
おおふう25.0%
たいほう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれもお愛想あいさうさとわらつてるに、大底たいていにおしよ卷紙まきがみ二尋ふたひろいて二まい切手ぎつて大封おほふうじがお愛想あいさう出來できものかな、そしてひと赤坂以來あかさかから馴染なじみではないか
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
孤蝶子よりの便りこの月に入りて文三通、長きは巻紙六枚を重ねて二枚切手の大封おおふうじなり。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
越後の上杉景勝の国替のあとへ四十五万石(或は七十万石)の大封たいほうを受けて入ったが、上杉に陰で糸をかれて起った一揆いっきの為に大に手古摺てこずらされて困った不成績を示した男である。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)