“おおふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大風90.5%
大封4.8%
鷹風4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狭い楽屋のとっつきに、大風おおふうな顔をして腕を組み、圓太がいた。圓朝の顔を見て、ニコリともしないで顎をしゃくった。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
孤蝶子よりの便りこの月に入りて文三通、長きは巻紙六枚を重ねて二枚切手の大封おおふうじなり。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
七蔵しちぞう衣装いしょう立派に着飾りて顔付高慢くさく、無沙汰ぶさたわびるにはあらで誇りに今の身となりし本末を語り、女房にょうぼうに都見物いたさせかた/″\御近付おちかづきつれて参ったと鷹風おおふうなる言葉の尾につきて
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)