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勢
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いきおひ
ふりがな文庫
“
勢
(
いきおひ
)” の例文
勢
(
いきおひ
)
と力に附いてゐる喜太郎にしては、親分の評判などは、どうでもいゝ問題だつたにしても、改めてかう訊かれると、さすがにヅケヅケしたことも言へません。
銭形平次捕物控:136 鐘五郎の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
未
(
いま
)
だ
數分
(
すうふん
)
ならざるに、
群獺
(
ぐんだつ
)
忽
(
たちま
)
ち
競逐
(
きそひお
)
うて、
勢
(
いきおひ
)
死
(
し
)
を
避
(
さ
)
けず、
執得
(
とらへえ
)
て
輙
(
すなはち
)
獻
(
けん
)
ず。
鯔魚
(
しぎよ
)
を
畫
(
ゑが
)
くものは
徐景山
(
じよけいざん
)
也
(
なり
)
。
聞きたるまゝ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「何だ大きな声して——
幾歳
(
いくつ
)
になると思ふ」と云ひさま
跳
(
は
)
ね起きたる剛造の
勢
(
いきおひ
)
に
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
苦
(
くる
)
しいので
手
(
て
)
をもがいて
身躰
(
からだ
)
を
動
(
うご
)
かすと
唯
(
たゞ
)
どぶん/\と
沈
(
しづ
)
むで
行
(
ゆ
)
く、
情
(
なさけ
)
ないと
思
(
おも
)
つたら、
内
(
うち
)
に
母様
(
おつかさん
)
の
坐
(
すは
)
つて
居
(
ゐ
)
らつしやる
姿
(
すがた
)
が
見
(
み
)
えたので、また
勢
(
いきおひ
)
ついたけれど、やつぱりどぶむ/\と
沈
(
しづ
)
むから
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
勢
常用漢字
小5
部首:⼒
13画
“勢”を含む語句
気勢
威勢
大勢
多勢
勢力
姿勢
形勢
水勢
時勢粧
御勢
氣勢
無勢
勢揃
豪勢
上泉伊勢守
助勢
巨勢金岡
伊勢詣
小巨勢
人勢
...