“上泉伊勢守”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみいずみいせのかみ42.9%
こういずみいせのかみ28.6%
こうずみいせのかみ28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「されば、武芸者は、上州じょうしゅう大胡おおごの城主上泉伊勢守かみいずみいせのかみおいで、疋田小伯ひきたしょうはくという者をかしらに、門下の同勢十二名。騎馬一領、荷駄三頭、槍七筋を持ったお客じゃて」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御承知でもござろうが、この宝蔵院流槍の開祖は、当院の覚禅房法印胤栄かくぜんぼうほういんいんえいと申して、もとは中御門なかみかど氏でござったが、僧徒に似合わず武芸を好んで、最初は剣術を上泉伊勢守こういずみいせのかみに学ばれたものじゃ。
すなわち上泉伊勢守こうずみいせのかみにおける、塚原小太郎という位置であった。もしこの造酒が打ち込まれたなら、もう外には出る者がない。厭でも周作が出なければならない。
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)