“巨勢金岡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こせのかなおか60.0%
こせかなをか20.0%
こせのかなをか20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明兆は慌てゝ、膝の下にかくしたが、名筆の力は恐ろしいものさ。巨勢金岡こせのかなおかの描いた馬が夜毎に抜け出して苗代田なわしろたを荒したという話を君は知っているだろう?
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「その盜まれた名幅は、巨勢金岡こせかなをかの『救世觀音』でせうか、それとも徽宗きそう皇帝の『孔雀』でせうか」
絵画も、巨勢金岡こせのかなをかが、宗教と離れ、倭絵やまとゑを創始した。更に、藤原基光もとみつが、最も日本的な土佐派を起した。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)