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劃
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くわく
ふりがな文庫
“
劃
(
くわく
)” の例文
長者町へ入ると、向うに見える一
劃
(
くわく
)
、それは俵屋の大きな
構
(
かまへ
)
ですが、その中に一パイの
灯
(
あかり
)
が點いて多勢の人が、出たり入つたり、まさに右往左往してゐるのです。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
未
(
ま
)
だ
穴
(
あな
)
の
口
(
くち
)
が
開
(
あ
)
かぬのに
是
(
これ
)
なのであるから、
横穴
(
よこあな
)
發見
(
はつけん
)
となつたら、どんな
混亂
(
こんらん
)
を
生
(
しやう
)
ずるか
分
(
わか
)
らぬといふので、
警戒區域内
(
けいかいくゐきない
)
に
更
(
さら
)
に
又
(
また
)
一
小區
(
せうく
)
を
劃
(
くわく
)
し、
此所
(
こゝ
)
には
誰
(
たれ
)
も
入
(
い
)
れぬ
事
(
こと
)
にして
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
住
(
す
)
み
馴
(
な
)
れてやがて三十年、今では
僕
(
ぼく
)
も町内一二の古
顏
(
かほ
)
になつてしまつたが、
麻布
(
あさふ
)
區新
龍
(
りう
)
土町といふと、うしろに歩兵第三聯
隊
(
たい
)
のモダアン兵
營
(
えい
)
を控えた戸
數
(
すう
)
六七十の一區
劃
(
くわく
)
だが、ロオマ法王
使節館
(
しせつくわん
)
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
空
(
くう
)
を
劃
(
くわく
)
して居る
之
(
これ
)
を物といひ、時に沿うて起る之を事といふ、事物を離れて心なく、心を離れて事物なし、故に事物の変遷推移を名づけて人生といふ、
猶
(
なほ
)
麕身
(
きんしん
)
牛尾
(
ぎうび
)
馬蹄
(
ばてい
)
のものを捉へて
麟
(
きりん
)
といふが如し
人生
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
劃
漢検準1級
部首:⼑
14画
“劃”を含む語句
劃然
区劃
區劃
一劃
企劃
劃期
計劃
劃策
劃期的
劃時代的
字劃
参劃
仕劃
劃目
區劃整理
期劃
空劃線
財政計劃
輪劃
間劃
...